【遠江国分寺跡公園の整備】

夏から始まった遠江国分寺跡公園整備、今日はシンボル的な木を伐採するということで、三役で木に挨拶にいってきました。7月の定例記者会見で発表、お伝えしましたが、木の根っこが遺構を痛めているため、断腸の思いでの伐採です。現公園の木は多くが昭和の整備以降に植えたものばかりでしたが、この木たちは違い、おそらく江戸時代からこの場にあったのではと推察しています。
木には遺構を痛めてしまっていること、この場を後世に残る場にすることを伝えてきました。ちなみにこの場所は昔お墓であり、昭和前半は一面畑でした。今回の公園整備は平成28年度に整備基本計画を策定しましたが、文化庁の指導のもと、遺構を残していくことが主であり、つぎににぎわいをつくることを目的としています。私も当時議会選出委員として携わりましたが、委員長は京都大学名誉教授、委員に東大教授や奈良文化財研究所の室長など、地方では考えられないような著名な先生方が携わり、さらに地域の方、磐田市の文化財関係者、地元高校生たちの声も聞き計画したものです。
人が集まるにぎわいづくりのところは、もっとよくなる、よくしたいと思っていますが、みなさんに愛される、誇りを感じられる3箇所しかない国の特別史跡である国分寺史跡がつくれたらと思います。3カ年にわけた工事になります。ご理解よろしくお願いします。
遠江国分寺跡整備計画
https://www.city.iwata.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/035/bun04_001.pdf?fbclid=IwAR2dWW_tjHcFqTsj82av2q-LIa9TulfTK9JK82NwSyZh0LVXs1Fhb7IUYXU